東日本大震災 あれから11年、今出来ること

日頃より我々の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

2022年3月11日 東日本大震災から11年目を迎えます。犠牲になられた多くの方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、ご遺族の方々や、被災され避難生活を余儀なくされ、不自由な生活を送られている皆様に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

復旧復興は進んでいる。

各種報道や新聞等で数字を見せられると、これは事実であると思います。しかしながら、当時の体験や現在の状況、立場によってこの言葉の捉え方は変わってくるのではないでしょうか。私は、震災発生の翌年、自衛官として働くことを選び、隣県の宮城県へ赴任を命ぜられました。歪んだ道路、流されたままの建物から感じた恐怖、「助けてもらった自衛官になり国のために働きたい」と語ってくれた同期の姿を今も忘れることはありません。

風化。

必ずと言っていいほど月日が経つにつれ報じられる言葉ではないでしょうか。震災発生から11年経った今、私たちに必要なことは、誰かに起こった他人事として捉えるのではなく、日本の、東北の仲間に起こった出来事として向き合うことです。

私たちの住まうここ日本では、毎年のように多種多様な災害が発生しています。それぞれの情報を発信、共有し、これから起こり得る災害に対して、防災、減災に繋げていくことも重要です。

心ひとつに協力し合い、東根青年会議所としてできることを考え、行動してまいります。

一般社団法人東根青年会議所 第46代理事長 菅原 圭督

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