2020年度 第44代理事長所感

2020年度は、永劫回帰~未来のために、今、共に行動しよう~をスローガンに、東根青年会議所様の44年の歴史を紡ぎ、メンバー一丸となって運動を展開してまいりました。
本年は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、年初の計画を全て白紙にさせていただき、今できること、今やらなければいけないことを考え、事業として展開させていただきました。
1月の新春賀詞交歓会にて、「コ・ス・パ」を合言葉に広報・数値的根拠・パートナーシップに特化した1年にしますと宣言してから1ヶ月。これまでにないウィルスの感染症が発生し、2月から8月までの事業はすべて中止の判断をせざる得ない状況となりました。そんな中でも、JCとして何ができるかを考え、5月20日に市役所へマスク2000枚の寄付をさせていただきました。その後も収束の目途がたたないまま月日が流れ、7月末には県内で大雨による未曾有の災害が発生。1日でも早い復興に向けてメンバーと共に現地に足を運び、微力ながら復興のお手伝いをさせていただきました。新型コロナウィルス感染症や未曾有の豪雨災害と、これまで経験のない状況の中、そして日々社会情勢が変化する中で、常にメンバーと情報を共有しながら、その場その場で最善の判断をしなければならない状況となりました。その後の事業も全て白紙となりましたが、10月3日には市民の皆様の元気を取り戻すため、そして新型コロナウィルス感染症により経済的に影響が出ている東根市内企業の皆様に少しでも元気になってもらうために、ひがしねGIFTと称して東根市の特産物をドライブスルーで販売をする事業を開催させていただきました。コロナ禍にも関わらずたくさんの方々よりご来場いただき、予定よりも早く完売するなど、市民の皆様へ元気をお届けできたと感じております。また、12月23日には東根市社会福祉協議会様との災害協定を結ばせていただき、本年のような豪雨災害があった際に、これまで以上に迅速に対応が出来るよう準備の一環として締結式を開催させていただきました。
次年度は東根青年会議所の45周年となります。これまで先輩方が築き上げてこられた歴史と伝統を引継ぎながら、ニーズをしっかりと捉え、時代に即した運動を展開していく必要があると考えます。また、会員の減少が叫ばれる中、本年は7名の新たな仲間をお迎えすることが出来ました。これからも、会員の拡大だけでなくメンバーがJCメンバーでいることに誇りを持ちながら、JCを楽しめるよう私自身、精進させていただきます。
結びに、日々変化する社会情勢の中、本年の運動に対しご理解とご協力をいただきましたたくさんの方々へ感謝するとともに、第一線で共に活動していただいたメンバーへ心から感謝を申し上げ、1年間の御礼の挨拶に代えさせていただきます。

永劫回帰
~未来のために、今、共に行動しよう~

1年間、本当にありがとうございました。

一般社団法人東根青年会議所 第44代理事長 齋藤竜也

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