新年あけましておめでとうございます。
平素は一般社団法人東根青年会議所の運動に御理解、御協力頂きまして厚く御礼を申し上げます。「自らを修練し、互いに切磋琢磨、力を合わせて社会に奉仕し、ＪＣ活動を通じて、洋々として明るい豊かなふる里のまちづくりに努力する」を目的に東根青年会議所は設立され、本年で４１年目を迎えます。これからも我々は市民の皆様と共に明るい豊かな社会の実現を目指して運動を継続してまいります。
さてアメリカの次期大統領もトランプ氏に決まりＴＰＰ批准の問題や、南沙諸島の埋立て問題、またシリアの泥沼の内戦とそこから生まれたイスラム国の台頭、そして頻発するテロと難民の問題が引き金となった英国のＥＵ離脱問題等、世界を見渡せばこれまでのルールが次々に変わっております。情報、物、お金が国境を問わず行き交う現代において、否が応でも私達は世界経済の大きな流れに巻き込まれることは避けられません。
我々の上部団体である日本青年会議所において本年、運動の重点が置かれている一つに「経済再生」があります。少子高齢化社会をむかえている日本国内において、総需要を増やして経済を再生するのは並大抵のことでは無く、経済再生には大幅な生産性の向上と新たな需要の創出、世界のマーケットの獲得が必要となります。そのためにも民間や政府がインフラ整備も含めた、ヒト、モノ、技術に積極的に投資をおこない、私達は新たな価値を生み出し、世界で戦える体力をつける必要があります。
今年度の一般社団法人東根青年会議所の運動としましては「メンバーの自己成長」と「メンバーの増強」を特に力を入れてまいります。この激変する世界の中で私達は青年会議所での学びを通して、青年経済人として、そしてまちづくりを担っていく人材としての自覚とバランス感覚を備え、自らの意思で積極的に行動することができる知識と勇気を持つ人間に成長するよう取り組んでまいります。また青年会議所の魅力の一つに忘れてはならないのが仲間との出会いです。この何事にも得難い絆を一人でも多くの仲間と共有できるよう一年を通して新入会員の増強に努めてまいります。
次世代を担う子供達のため、そして魅力にあふれた東根のため、失敗を恐れずに情熱を持って青年らしい運動を展開してまいります。最後に、本年が皆様にとりまして素晴らしい年になりますよう御祈念申し上げ、新年の御挨拶とさせていただきます。今年度も宜しくお願い致します。
一般社団法人東根青年会議所 第４１代理事長 鈴木 亮吉
